2014年8月23日土曜日

Home ground

水曜日に1ヶ月の日本の夏休みを終え帰国。

暑かった夏ー。日本。。帰国3日前には初めて熱中症になり死ぬかと思った。。

なんだかんだ言って楽しかった日本。。。

でもここ最近感じる。少し遠くなった日本。距離の問題ではなく何と無く違う。。。

何が違うのか。。。

それはうまく言葉では表せないのだけれど少しズレを感じるようになった。

この間。

母の運転する車でのこと。その夕方は雨だった。信号待ちでふと外を見るとバス停に人が並んでいた。

6,7人はいただろうか。。。皆傘をさしている中一人高校生の女の子だけが傘なしで立っていた。みなきちんとバス停に一列に並んでいた。

でもだあれも傘を貸してあげていなかった。

思わずえっ、と思ってしまった。だって。。。もし一列に並んでいたら隣の叔母さんたちがかしてあげればいい。。。

隣にピッタリ並んでいて隣の人が濡れていて自分だけ傘をさしているなんて到底考えられない。。。というよりその光景は異常に見えた。

これって関東だからかもしれない。そう思ってもでもその子が哀れでならなかった。

わたしは思わず「アメリカじゃかんがえられないな。絶対どうぞといってシェアしいる。」母にそういってしまった。

すると母は、「日本はね。そういう国なのよ。それにもしかして女の子がいらないって言ったかもよ。」

確かにそうかもしれない。でも。。。なんかとても悲しくなってしまった。

そうなのだよな。日本は知らない人に厳しい国。。というより容赦無く厳しい。

アメリカは知らない人でも話しかけられたら応対する。それがたとえ浮浪者であろうと。。。無視ということはとてつもなく失礼なことと考える。

そして困っている人に手を差し出す。

これもまたアメリカの良いところなのだな。

前に落し物を教えてあげたら睨まれたことがあったっけ。もちろん日本で。

こんな些細もないことなのだけれど最近とても目に付くようになった。もちろんアメリカにいれば日本の良いところが思い出され、その逆もある。

日本とアメリカを行き来しているわたしにとって一体どちらが私の故郷なのだろう。。。

最近よくそう思う。

日本にいればアメリカの良いところばかり思い出され、アメリカにいれば日本の良いところが懐かしい。

アイデンティティー。

そう一言でかたのつくことでもない。

今回の滞在では本当にそう感じた。

アメリカと日本。。。

私のhome groundはどっちなのだろう。。。。。????

模索中。。。

2014年8月16日土曜日

My challenge

Toeicの勉強と並行で翻訳の勉強始めました。

一様最終目標として翻訳で仕事をして行こうかと。。。

ということでまず本を探しました。で持って今読んでいるのはこれ。




文庫本という参考書としては小ぶりですがなるほどたくさんの使えるヒントが書かれてあります。

例えば
Every up train was full and most down ones were empty.

という文章。

上りの列車は皆満員だったが、下りの列車はほとんどからだった。

この訳でも十分いいのだが作者は、

上りの列車はどれもいっぱいだったが、下りはほとんどガラガラだった。

と訳している。このちがい。

英語ではonesがもちろん列車を意味していてここでまたtrainsという繰り返しを避けるためにonesとしているのだが日本語の訳では2回目の列車を

省略した方が訳としてしっくりする。

などなど。。。

訳する上でいかに自然な日本語にするか。。。

英語にあって日本語にないものが多くある英文でいかに自然にそして文章にあった訳にするか。。。。

まだまだ乗り越える山々の多いこと。

でも。

英語の楽しさ何年ぶりかで再認識しました。

これは小林克也の英語にであったあの頃と一緒のときめきです。

頑張るぞー。

Drugs and Alcohol

先日アメリカの俳優robin williamsが亡くなった。自殺だった。

メディアは理由として「ドラッグとアルコール依存症」によるノイローゼと報告。

そうアメリカでとても多い問題、ドラッグとアルコール。。。

これに苦しむ人のなんと数の多いことか。。その多くの人は仕事を失いまた愛する家族までも失う。

全てを失い自殺。。。

そんなことも多々ある。

日本ではまだ理解のないこの問題、アメリカでは施設や病院通い、そしてAAのような会合も頻繁に行われ、患者を救っているのもまた事実。

果たしてドラッグもお酒もやめられないのは意志の弱さそれとも病気?

これもいろいろ言われているが大切なのは自分がそのことの重要性に気づき、何かを始めること。。。。そしてその愛する人を見守り、協力する。

立ち直るのは自分。。。でもその自分を支える何かがあればこんなに心強いことはないだろう。。。

ロビンには彼を支える何かがなかったのだろうか?

コメディを演じているその目の奥の虚しさ、淋しい眼差し。。。きっと家族も支えていたことであろう。

それでもこんな惨事は起こってしまう。それがドラッグ、アルコール依存症の怖さ。。。

AAにもあるが、one day at a time...その日その日を生きる。。。。そしてその大切さ。。。

朝起きてまず今日という日を迎えられることへの感謝。。。そして1日が終わった時への感謝。。。

その日を精一杯生きる。。。

そして変えられない事実を受け入れ変えられることと変えられないことの違いを知る。。。

天才俳優であればの苦悩。。。

ここでAAの一節を。

God, grant me the Serenity to accept the things I can not change.
Courage to change the things I can, and Wisdom to know the difference.

神は我々にこの世でけっして変えることのできないことがあるというこを教えてくれている。変えられることはもちろん、そうでないこととの違いを知ることの大切さも。。
私たちはとかく変えられないことへの不満そして無駄な労力を惜しまない。でも大切なのは変えられることととそうでないことの違いを知ること。

そして変えられることを努力すべきなのではないか。。。

この世でこの家族に生まれたこと、この身体、この自分であること。。。

そして自分を支えてくれる人がいればなおも嬉しい。。。。

私たち皆が出来ることを一歩ずつ。。。。

結局の答えはここにあるのかもしれないな。。。。